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GIT【極】堂々完成!

2022.12.26

G.T.Soundが世に送り出す【音の入口】

実に5年の歳月を経て世に送り出すカートリッジ<GIT【極】>が完成いたしました。

IKEDA Sound Labs.熟練技術者でありアイテイ工業・石山社長協力のもと、弊社・大型SPにて幾度も試行錯誤と試聴を繰り返し、遂に完成した作品となります。既に2022/10/22~2日間にわたり行われた試聴会では、ご来場頂きました大勢の方々へお披露目をさせて頂きましたが、今回はご購入頂き、既にご自身のSPセットでお聴きいただいている【GTフレンド】の声を下記に紹介させて頂きます。

お客様の声

お客様①

それはちょっとした事件でした。
私はGTサウンドのスピーカーシステムをマルチアンプで駆動しています。これまでアナログ再生は、カートリッジ「イケダ9xx」をイケダのトーンアームに付けて、GTサウンドオリジナル昇圧トランス「GTS-LTR」と組み合わせで聴いていました。この音も晴らしく、これまで「究極」と思っていましたが、今回のカートリッジ「GIT」と「GTS-LTR」の組み合わせは、まさに「異次元」ともいえるものでした。GTサウンドのショップでも「イケダ9xx」と「GIT」の比較試聴して、「GIT」の優秀性は確認済みだったのですが、自宅のシステムで聴くと、更にその差が歴然。レコード再生の音が激変しました。音溝に入っていた倍音成分が部屋に満ち溢れ、音場が奥行きも含めて広がり、リアルとはこの事だったか!という感覚に。この衝撃は、GTサウンドのオリジナルスピーカーシステムを導入した時以来の事件でした。これまで数々の高級アンプやケーブル類を変えた時も音は確実に良くなったのですが、これほどの事はありませんでした。音の入り口と出口が最重要ということを改めて実感した出来事でした。古いレコードを引っ張り出しては、「こんな音が入っていたのか!」「こんなに素晴らしい音と演奏だったのか!」と日々感動の毎日です。

お客様②

全体が静かになり、演奏者の音像が引き締まって小さくなる一方で、音場は奥まで見通せるような感じになる。各楽器の重心が下がり、位置が安定する。音が出る瞬間の雑味や膨らみが消えて、アナログ本来の繊細でしなやかな音色に変化する。演奏者が力んだような感じが無くなり、落ち着いて丁寧な表現になる。全ての音色に深みが出て、旋律が生々しく聴こえる。弦楽器の細かい部分の弱音の動きが鮮明になる。特に、低音弦楽器の音階が明確になる。ピアノは速いパッセージの一音一音の粒立ちがクリアになる。最弱音から最強音までピアノの音像が中央に安定してぶれず、響きの減衰が最後までよくわかる。ボーカルは息遣いやサ行の強調感が消え、発声や強弱の繊細なニュアンスが伝わってくる。